Rooibos ルイボス - 2015.11.14 Sat

学名 Aspalathus linearis
英名 Rooibos
科名 マメ科
ルイボスは南アフリカ共和国ケープタウンの北にあるセダルバーグ山脈一体のみに自生しています。1.5mくらいの高さまで育ち、針葉樹の様な葉を持ちます。葉は、落葉するとき、または乾燥させると赤茶色になります。ルイボスという名前はアフリカーンス語で「赤い潅木」を意味します。ブッシュマンとして知られるケープ地方のコイサン族の人たちは、古くから薬草として使用していました。
乾燥させたお茶はお茶やリキュールとして親しまれています。布などへの染色では綺麗な茶色に染まります。ヘナで髪を染める際にルイボスパウダーを加えると、赤みが増します(日本人の黒髪には色が乗りにくいですが、白髪染めで赤みが欲しい方に。)
カフェインを含まないので、妊産婦や子供でも安心して飲めるハーブです。ポリフェノール、アピゲニン、ルテリオンなどを含むので、抗酸化作用が非常に高いといわれています。
ヨウ素を阻害するビテキシンを含むので、甲状腺機能が低い人は常飲する場合、高濃度で飲む場合に際して、医師への相談・注意が必要です。
イギリスをはじめ、ヨーロッパではストレートティー、他のハーブをブレンドされたブレンドティーが親しまれています。ルイボスは味にそれほど癖がないのでブレンドしやすいハーブです。南アフリカではレッド・エスプレッソと呼ばれるルイボスのエスプレッソも人気です。下の写真はルイボスのエスプレッソ。

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