占星術、ホロスコープとは - 2014.08.22 Fri

占星術のこともまとまってきたので少しずつアップしていきます。
占星術とは
占星術とは、運行している天体を「ホロスコープ」として、この地球上の平面図に落とし込まれたものを推理・考察していく学問体系です。正確には「占星学」と表現されたほうが正しいでしょう。
占星術Astrologyとは、【astro 天体】、【logy 学問】という意味になり、はるか古代より人々は天体の運行と地上生活における出来事、現象、人々の性質などを天地照応の関係として推理考察し、体系的にまとめられてきました。古代においては、現在のように観測技術が発達していなかったのもあり、「太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、恒星」など肉眼で観察可能な天体から天地照応の関係性がまとめられてきましたが、観測技術の発展とともに、「天王星、海王星、冥王星、小惑星など」が次々と新たにに発見され、占星術においてもこれらの天体が追加されて、推理考察されるようになりました。
ホロスコープとは
ホロスコープとは、占星術で使用される天体が配置された平面図のことをいいます。チャート Chartとも呼ばれます。実際には地球という惑星は自転し、太陽のまわりを周回しているわけですが、ホロスコープ上では地球を動いていない惑星として、宇宙の中心として配置し、地球のまわりを天体が運行していると設定します。30°ずつ12分割された黄道12宮も配置し、さらにハウス分割したホロスコープ上の惑星の配置から、ホロスコープ作成の目的に応じて推理考察していくわけです。ホロスコープ horoscope の語源ですが、古代ギリシア語の【horas 時】、【skopos 見張り a watcher、的 a target 】をなどを意味します。チャートの代表的なものは「出生図 ネイタルチャート」と呼ばれ、これはある個人が生まれた瞬間の天体配置を示したものです。ほかには、運行している天体をある特定の時間で切り取って示した「イベントチャート」「トランシットチャート」などがあり、さらにプログレスチャートと呼ばれるものや、デカンビチュアチャートと呼ばれるものなど様々な種類が存在します。
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