焙烙 ほうろく - 2016.02.25 Thu

日中がかなり暖かくなってきましたね。
自宅の近くにあるモクレンの花のつぼみも膨らんできています。
春はすぐそこです。
上記の写真は祖母からもらった焙烙ほうろく。
ほうろくとは素焼きの炒り土鍋のこと。
取っ手のついた鍋タイプのものや、皿タイプのものがあり、こちらはお皿タイプのもの。
ほうろくの歴史もなかなか古いです。
戦国時代、鍋タイプのほうろくに火薬を詰め込み武器として使用されていました。
焙烙火矢と呼ばれます。ロケットタイプの棒火矢は射程距離が3kmも可能だったそうで、、、
3kmって凄いですね。
村上水軍、毛利水軍、乃美水軍、児玉水軍などが積極的に使用し、
織田信長は焙烙玉の攻撃を防ぐために鉄甲船を作らせました。
たしか信長の野望というゲームで焙烙火矢の攻撃とかあったような。
いろんな使用用途がありますね。汗。
ちなみに、日本で初めての焼き芋はほうろくで蒸し焼きにされ、江戸で販売されました。
祖母からこのほうろくをもらってから、大切に使ってますが大活躍しています。
銀杏炒ったり、ナッツ類を炒ったり、お茶を炒ったり、ごまめを炒ったり。
コーヒー豆を炒ることもできますし、夏場はハト麦を炒ったりもします。香ばしくてとても美味しいです。

写真はひまわりの種。無農薬で育てられたひまわりの種を塩やスパイスと一緒に煮込んだあと、乾燥させ、焙烙で炒ります。美味しいあてになります。私はお酒飲まないのでおやつにしています。ひまわりの種はとっても栄養価が高い健康美容食です。
ピザやナンを焼いたりもできます。
熱したほうろくの上に生地を乗せて、そのままオーブンに。
パリッとした窯焼き風の美味しいピザやナンが出来上がります。
私はまだ試してませんが、トーストも美味しく焼けるそう。
釣った魚と野草などをほうろくに乗せ、全体をアルミホイルで包むと蒸し焼きが楽しめますのでアウトドアでも大活躍します。そんなに重いものではありませんし、焚き火の上で使用可能ですので災害時に備えてひとつ持っておくといいと思います。
非常に手間はかかりますが、犬や猫の通らない広場や空き地で育つタンポポの根を乾燥させて焙烙で炒るとタンポポコーヒーも楽しめます。
炒ったり焼いたり蒸したりと年中大活躍する焙烙です。
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体感時間が短い - 2016.02.21 Sun

久しぶりの記事更新です。なかなかアップ出来てなくて申し訳ありません。
日々の業務に加え、今年はある試験を受験する予定でして、冬場は畑に行く回数は激減してるのもあり、大阪で詰め詰めの生活を送っています。祖母との時間も大切にしたく思い、サロン業務、家事、勉強、祖母との時間とこなしていると、あっ!!!!ちょっとマジ?????という感じで時間が過ぎますね。どうも体感時間が24時間でないような。
いつものことながらいろんなことがありすぎて、何をご報告しようかと悩みますが、まずは歴史を私に教えてくださった方々にお礼を。昨年から日本の歴史や世界の歴史を再び学びたく思い着手していたのですが、周りに歴史に詳しい方が沢山いらしたため、約1年間、沢山のことを教えて頂きました。本を読んだりするのもいいのですが、歴史のことは歴史に詳しい方からお話を聞くのが一番面白い!!!という結論に至りました。皆さんそれぞれ好きな時代や好きな武将、思想などがあり、熱心な話をお聞きしてると時間が経つのを忘れます。いやはやまだまだ何もわかっていない私ですが、沢山の方から歴史のことをいろいろ教えていただき、色んなことを知ることができました。心から感謝です。
すでにご覧になられた方もいるとは思いますが、
最近衝撃的だったのがこの動画。
history of japan.
内容もさることながら、この動画、制作するのに相当手間かかってると思います。
9分の動画ですがしっかりまとまってます。
台湾でもオーガニックショップが沢山増えました。下町にある市場の中にも綺麗なオーガニックショップが出来ていたり。有機栽培で育てられたゴジベリー(クコの実)やジュジュベ(なつめ)はとっても美味しいです。味が全然違います。いつもお世話になっている中国人の方から、目の疲れにはこれが一番いいよーと、ゴジベリーを一袋頂いてからやみつきに。台南に豊かな土壌をもたらした八田與一はったよいち氏のことを教えてくださった方、台湾でお世話になった方に感謝します。
あと一ヶ月ほどで春分です。種まきが始まりますね⭐️